『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』/ 長沼 毅
『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』/ 長沼 毅
一時期自己啓発本にハマっていた時期がありました。
例えば『自分に自信が持てるようになる本』とか、『気にしすぎを無くす方法』
とかありますよね。
さんざん読み漁って思うのは「結局本に書いてあること実行しなきゃ意味ないよね」ということです。
なので最近は行動に起こすことを大切にしています。
また、そもそも『不安』なんて目に見えない脳が作り出した幻覚なのでは
と感じることが最近多いです。
というのも私は結構単純な頭をしているので、
凄く悩んで「あー、もう終わった、詰んだ」とか思っても、人に話を聞いてもらうと「なんだ、意外に終わってないかもな」と思うことが多々あるからです。
そんな中、図書館でこの本を読んで脳って意外に単純なんだと感じました。
気になったキーワードごとにまとめていきます。
【目次】
1.脳が言ってることは大体トラブルの元である
・自分の脳が言っていることは大体トラブルの元なので、それは無視してしまって | ||||||
ただご飯を食べ、休息が必要な時は休めるような、体が一番心地よい状態で | ||||||
働くことが一番である。 |
とても納得しました。私を含めて考えすぎる人って自分の世界観があって、
どこまでも妄想を膨らませることが出来る一種の変態(ry
考える前にまず動物としての本能を優先することですね。
2.目的なんてない
・そもそも生きることに目的も意味もない、生まれちゃったものはただ生きるしかない |
・「生まれてきて生きて死ぬ」それがすべて |
究極の答えですね。ここまでくると潔いです。
なんでも複雑に考えて一つ一つに意味や目的を考えすぎると混乱してしまいます。そもそも答えなんてないのに。
3.ルールを決める
・相手がどんな人であれ、尊敬しておくというルールで楽になる |
これ使えたら楽になるだろうなと思いました。
人間関係ってどうしても損得勘定しがちですよね。
でもとりあえず相手に敬意を持つルールがあれば
「この人にはヘコヘコしておこう」「この人にはテキトーで良いや」
なんて考える暇もありませんし、人間性も高まるのではないかと思います。
まとめ
Amazonのレビューにあるように、参照文献が載っているわけではなく
自己啓発本に近い本ですがとても分かりやすく前向きになる本です。
違う視点からの自己啓発本読みたい方にはおすすめです。