24歳、洋楽に無縁の環境でQUEEN沼に落ちた経緯
巷ではQUEENの伝記的映画、「ボヘミアン・ラプソディー」が大人気ですね。
QUEENファンとしてはめちゃくちゃ嬉しいです。
「ミーハーが増えて嫌じゃない?」
って聞かれたりもするけど、
ミーハーでもなんでも、私と同世代の人でQUEENを聞いてくれる人が増えるなら
なんだってよい!QUEENキッズこっちへおいで!!
とにかくQUEENがここまで注目されて夢のようです。
それまで好きなバンドは?って聞かれてQUEENって答えたら
「QUEEN?渋いねぇ…w」
「どんなバンドだっけ?」
とかいう反応が大半だったんで、
「聴くのはビートルズとか昔の洋楽ですねぇ…、その中でもQUEENとか好きです、ヘヘっ…」
って言ってたんですけど(今思えば普通にQUEENが好きでよかったじゃん)
もう心置きなくQUEENが好きといえば伝わりますね!!w
まぁタイトル通り、私の周りの環境は洋楽に無縁です。
若いQUEENファンにありがちの
「親が聞いていたから小さい頃から好きだった」
めっちゃ羨ましいです。
そういうのないです(笑)ほんとに偶然の運命的な出会いでした。
その運命的な出会いを果たし、私の性分である
「興味のあるものはとことん調べつくしたい」
がみごとに合致して、今はQUEEN沼の奥深くに生息しています。
そんな私の沼に落ちた経緯をご紹介します。
【目次】
- 1.高校3年生、運命の出会い
- 2.まずはQUEENの話をしよう
- 3.大学生 レコードを収集し始め、新聞からインタビューを受ける
- 4.社会人 落ち込んだ時に寄り添ってくれたQUEEN
- 5.QUEEN沼5ポイント
- 6.まとめ
1.高校3年生、運命の出会い
私は高校3年生の時、諸事情で教室に入ることができなくなり、
保健室でひとりずっと受験勉強してました。
(これだけで1記事書けるので経緯は端折ります。)
そんな時、休日の息抜きに近くの図書館に行ったんですね。
たまたまCDコーナーに行ったとき
このCDがあって、
「QUEEN…なんとなく知ってる…まぁ借りてみるか('ω')」
くらいの気持ちで借りたんです。
高校生時はめちゃくちゃ邦楽ロックにはまってて、
ロッキンオンジャパンなんて毎月買ってたくらいでした。
けどYouTubeでみたビートルズのYesterdayにすごく感動して、
洋楽に興味を持ち始めた頃なんです。
しかも図書館って昔のCD多いじゃないですか。懐メロてきな。
それこそビートルズとかエルヴィス・プレスリーとか。
①洋楽に興味を持ち始めたころだった
②昔のCDがメインで置いてある図書館
このタイミングがあったからこそ、このCDを借りたんですね。
それで聞いてみたんですけど、
「Don't Stop Me Now」
・皆さんおなじみのアノ曲。CMとかいろんなとこで使われてます
この曲で「あー、聞いたことあるな…改めて聞くとかっこええなぁ…」
となり、
「Somebody To Love」
・まさにロックとゴスペルの融合
・QUEENの醍醐味である多重録音がふんだんに使われている
・ロックバンドがつくような曲に思えない
・とにかく聞いて
この曲を聴いて、「うおおおお!ハモリ?声がめっちゃ重なっててすごい綺麗!!」
あとはボヘミアン・ラプソディーも入ってたんですけど
正直初めて聞いたときは全く意味わかんなかったです笑
バラードかと思えば急にオペラみたいなるし、ロックになったかと思えばまたバラードっぽくなって終わるし
まぁこの曲調の転換がこの曲のすごいところなんですけどね。
こんな感じでつかみは最高でした。
それに邦楽ズブズブ+病んでたこの時期に聞いたので
「世界って広いなぁ…こんな曲作って歌う人たちがいるんだ」
って思って、視野が少し広くなったんです。
2.まずはQUEENの話をしよう
なんとか高校は卒業し、大学へ進学することに。
そのころにはQUEEN導入期であるDon't Stop~から
アルバムをさかのぼり始めることになります。
QUEENってメンバーこそ変わってないですけど
ビジュアルとか作る曲とかものすごい変わってるんですよね
勝手な分類ですけど、
①「ビジュアル系・高度すぎてロックというより芸術作品?」期
・「Queen」~「A Day at the Race」
★このころはフレディとかチョビ髭のイメージのかけらもないですよね
★①期の間でも「QueenⅡ」のSideBlackは本当に芸術作品です。
このアルバム紹介するだけで1記事作れます。そのくらいヤヴァイです。
「The March Of The Black Queen」はボヘミアン・ラプソディーの原型と言われてるのを聞いたことあります。そのくらい本当に複雑なんです。
★とにかくロジャーが可愛い時期(※個人的意見
②「脱・王子様ルックス、ロックの道へ」期
★「News of the World」~「The Game」
★有名な曲そろい踏みな時期(we are the champions、we will rock youなど)
★みんな髪を切ってイメチェンします。
★エルヴィスとか50sの洋楽が好きな人はThe Gameおすすめです
★このあたりのアルバムは個人個人の作曲した曲がまじでよい
フレディ…全部
ブライアン…save me
ロジャー…rock it(ぶっちゃけロジャーの作曲才能開花は後期だと思う)
ジョン…spread your wings、another one bites the dust
★このあたりの曲を聴いてもらえばQUEENを認知してもらえる
★ロジャーが髪を切って男らしくなってかっこよくなる(※個人的意見
③「これがQUEENだ!解散の危機~復活まで」期
★「Hot Space」~「The Miracle」
★あのチョビ髭タンクトップはQUEENの中でも後期のほう
★映画みた人はわかると思うけど、一度まじで解散の危機にあったんだけど、ライブエイドの大成功とフレディのエイズ発症とかいろいろあってまた絆が深まって再活動って流れになるんです。
★the worksとか正統派ロック!って感じで邦楽ファンでも馴染み◎!
★このころのロジャーのビジュアルが一番好き(※個人的意見
④「そして伝説へ、フレディの旅立ち”4人の”QUEENの最後」期
★「Innuendo」~「Made in Heaven」
★イニュエンドゥは本当に集大成のようなアルバムですわ
★映画の!エンドロールの!show must go onは泣くしかない
★QUEENってジョン以外みんなボーカルするくらいなんだけど、made in heavenの「Let Me Live」という曲は3人でボーカルを回しながら歌うんです。泣く。
★歳を取って落ち着いたロジャーもかっこよい(※個人的意見
こんな感じでQUEENって流れと歴史があるんですよね。
映画では③期で終わってますけど、本当是非④期の曲やPV見てください。
フレディが天国へ旅立つ頃に近いPVは痩せていて、見るからに病気が重そうで
たぶん写りたくないくらいだったと思うんです。
それでも明るい表情、力強い声、軽快な身振り。
決して暗い雰囲気は出しません。最後までファンを楽しませようとする姿。
これが本当のエンターテイナーだと思います。
フレディが居なくなってもThe Show Must Go On
QUEENの曲が世界で聴かれ続ける限り、ショウは続くのです。
3.大学生 レコードを収集し始め、新聞からインタビューを受ける
高校の時はとにかく②期の曲を聴きまくりました。
センター試験行く前にDon't Stop~聴いたり。
「キャッチーな曲多いな!ほかにどんな曲があるんやろ!」
③・④期を知っていくわけです。
曲が発売された当時の音質を求めてレコードに手を出し始めます。
↓所有している一部のLP
レコードのジリジリ言う感じたまりませんよね。
でも大きいスピーカーから流れるのを聞きたくて、長崎のレコード博物館まで
行って聞きに行きました。
そこで新聞記者の方にインタビューを受けて新聞にのりましたw
この時期にQUEENの結成秘話とか曲の背景とか調べつくしました。
ネットで調べたり、分厚い本買ったり。
やっぱりその時のバンドの状況とか、いろいろわかったら違う楽しみ方ができます。
4.社会人 落ち込んだ時に寄り添ってくれたQUEEN
新卒ではコールセンターに勤めていました。
毎日の営業ノルマ・クレームに病んでいた時も
QUEENの力強い曲や優しい曲、フレディのパフォーマンスに何度も励まされました。
私が生まれたころにはもう亡くなっていて、
4人のQUEENはもう活動していなかった。
けど時代を超えて、国を超えてQUEENは私の人生を明るくしてくれました。
来年、QUEENのギター・ブライアンメイとドラム・ロジャーテイラーが来日します。
チケット当たったら絶対観に行きます。
当たらなくても、日本に来てくれることが嬉しい。
本当にQUEENありがとう。
5.QUEEN沼5ポイント
①キャッチーな曲が多く、聴きやすい
②サウンドが複雑で聞けば聞くほど奥が深いスルメ曲も多い
③メンバーがとても個性的でおもしろいし、みんな親日家なので親しみがわく
④4人全員が世界的ヒット曲を作っている
→曲のジャンルに偏りがなくバラエティに富んでいる
⑤ライブパフォーマンスがめちゃくちゃ良い
→youtubeなど、ネットが発達している現在の特権。みんな観よう。
6.まとめ
とにかく観て・聴いてください!!!
以上