BUMPと過ごしたわたしの高校時代
新型コロナウイルスにより自粛が求められるGW
掃除したり本読んだりゲームしてたりしたなか、突如YoutubeにアップされたBUMPの歴代MV!
ここ数年でYoutuberなるものが勢いを増して世の中に出て、規制が厳しくなる前まで
Youtubeには結構アーティストのMVはゴロゴロアップロードされていました。
(違法なんですけどね)
病みに病んでいた高校時代、狂った信者のように邦楽ロックを聴きまくっていて、
そのなかでもBUMPは別格で大好きでした。
あのとき本当に心が砕けなかったのはBUMPの音楽と当時の担任のおかげかなというくらい特別なバンドだったわけで。
あまりにも深くて哲学すぎる歌詞の影響は良くも悪くもいまの私に影響している。
最近聞いてないから何とも評しがたいのですが、アルバムといえば『ユグドラシル』と『oebital period』あたりがもう本当に素晴らしいと思います。でももう全部好き。
ユグドラシルはひとつひとつの曲が宝物のようにキラキラしてていきいきしている印象があります。まだメンバーも20代前半だったのもあるかもしれませんが、曲に勢いを感じます。あとまだ尖っていた時代の名残を感じますね笑
全部が名曲だと思いますが、中でも大好きでいまでもたまに聞いてるのは「ギルド」と「太陽」ですね。
ギルドはBUMPのベストアルバムにも入っている曲で有名な方だと思うのですが、太陽はあんまり日の目をあびることはないかもしれないですね。この曲の主人公の「僕」は凄く臆病で、でもそこから助けてほしくて…この曲だけで終わると結局この僕は自分の心の部屋の中から出ることが出来たかどうかは定かではないのですが、アルバムの中の次の曲、ロストマンを聞く限り、「僕」はもがきながらも自分の人生の一歩を踏み出しているようです。また別記事にこの曲について書けたらいいなと思います。
oebital periodで一番好きな曲はやっぱりメーデーかな。
「息は持つだろうか深い心の底まで」「傷つける変わるに同じだけ傷つこう」
BUMPの曲の中の主人公って自分の心のなかでカチコチに閉じこもっちゃってる子が多い気がします。
その深刻度合いは別にしてラフメイカー、present、太陽、ギルドとか、なにかにとらわれていて縛られている主人公に対して手を差し伸べる曲が多いですよね。
その主人公に対して寄り添うタイプの曲は太陽やpresent、背中を押してひっぱりだしてくれるのはラフメイカー、ギルド、メーデーな気がする。
そして後者の中でも圧倒的さわやかさを誇るのがメーデー。
アルバムの中の曲の流れも最高だしファンの中でも好きな方多そう。
しかもBUMPは聞けば聞くほど好きになる『スルメ曲』なるものが多いのも魅力。
大きくなって聞いたら全然感じ方が違う曲が多いです。
『COSMONAUT』というアルバムの「RIP」という曲が発売されたときは高校生で「うーん、なんとなく昔が懐かしいみたいなことを歌った曲なのかな」くらいにしかわからなかったですし、当時のメンバーのインタビューでも「20の時にこの曲を聴いてもよく意味が解らなかったと思う」と言ってたのをすごく覚えています。
成人して働きだしてこの曲を聞いたら感じ方がすごく違うんですよね。やっぱり。
遠出もできず、家の中にいる毎日でしたが久々にBUMPの曲を聴けて元気が出たのと同時に懐かしい苦い思い出の高校時代を思い出して初心に帰れました。
いまを大切にがんばろう。